有害物質の排除・デトックス

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有害物質は私たちの体の免疫系を狂わせ、体に思わぬ障害を引き起こします。花粉アレルギーや卵を食べて痒くなる食物アレルギーも、狂ったあなたの免疫システムによって引き起こされています。

花粉も卵も、私たちの体に有害ではありません。しかし体が「有害だ!」と反応しているのですから、私たちの免疫系が狂っていることになります。

有害物質の弊害を受けているのにその事実を知らない日本人

私たちの生活は、さまざまな有害物質に囲まれています。排気ガスや焼却場からのダイオキシン、食品の添加物、洗剤や歯磨き粉などの入っている化学物質。

あまりにも当たり前で、誰も気にすることがなくなってしまったこれらの有害物質ですが、本当はとても恐ろしいものです。

先進国の中で、日本が一番奇形児の出産率(死産・早産)が高いのをご存知でしょうか。日本の女性の母乳には、ベトナム戦争時に枯葉剤をまかれた村の女性よりもずっと高いダイオキシンを含んでいるのをご存知でしょうか。

廃棄コンビニ弁当を豚の餌として与えたら、豚がどんどん太り、奇形児ばかり生むようになってしまったのをご存知でしょうか。

これらは全てダイオキシンや保存料などの有害物質によって引き起こされるものと推測されます。

国土が狭い日本だからこそ高くなる環境汚染と有害物質

日本の国土はとても狭く、アメリカのカリフォルニア州より少し小さいほどの面積しかありません。さらに住宅や畑などにして人が住める日本の面積は国土の30%ほどしかありません。他の70%は山、湖、川、道路などです。この狭い30%の国土で生活する私たちは、先進国の中で一番ゴミを焼却処分している国でもあります。焼却すれば当然有害物質は煙となって空に放たれます。

私たち日本のゴミ焼却場の数はアメリカの約9倍、イギリスの212倍です。ダイオキシン排出国としてはダントツの世界一です。ダイオキシンは催奇形性・発ガン性が確認されていて、免疫機能に対しても毒性があると言われています。

こうした有害物質が体に蓄積すると、体の免疫機能を弱らせ、特にお年寄りなどはちょっとした風邪で肺炎を併発して死に至らしめたり恐ろしい結果を引き起こしてしまいます。

デトックスは、腸内環境を整えて排便機能をまず回復

空気にはダイオキシン、食品には添加物、水には塩素。野菜に農薬、壁紙の糊、洗剤、ハンドクリーム、シャンプー、リンス、歯磨き粉、私たちの身の回りには驚くほどの有害物質が含まれています。これらの食品や製品をなるべく体に取り入れないようにすることはもちろん、今までの生活で溜まってしまった毒素を体から排出すること(それをデトックスといいます)も大切になってきます。

腸内環境が免疫機能に大きく貢献していることは別のページで述べますが、デトックスでも腸の調子を整えて便として体内の不純物や老廃した食品を出す事も重要になってきます。

まずは繊維のある食品をたくさんたべるようにしましょう。冷たいサラダは体を冷やしてしまうことが多いですから、お味噌汁などの温かいスープに繊維質を多く含む野菜をたくさんいれて、食べるスープのようにしていただくとたくさんの野菜を食べやすくなります。

私のつくるお味噌汁は、お味噌汁というよりは食べる温かいサラダみたいです。昔からあるお味噌汁の概念をちょっとだけ忘れて、具沢山の野菜の煮込みを作ってみましょう。ニンニク、タマネギ、セロリ、ニンジン、サツマイモ、カボチャなどはお味噌汁にとても合う食品です。食物繊維の高いかんぴょうや切干大根、ひじきなども煮込んでいるときに入れると更に食物繊維をとることができます。

普段食べているパンや白いご飯を半分の量に減らし、ふかしたサツマイモやゆでたカボチャなどを炭水化物の代わりにすると便通が驚くほど良くなります。

また、毎日ヨーグルトを食べるようにしましょう。乳酸菌は腸内環境を整え、便通がよくなるばかりか免疫力を高めるのにとても重要な役割をする食品です。

脂に溜まりやすい有害物質を排出しよう!

有害物質は脂にたまりやすい性質を持っています。私は暴飲暴食を続け体重が20代前半の頃より10kg以上太り、30代になると食品や化粧品による蕁麻疹、喘息、と、従来から悩んでいた花粉症以外にもあらゆる体の不調が出るようになりました。体脂肪率は27%近くまで上っていました。

有害物質を体から出す=デトックスで一番良いのは、代謝を高めること。体を動かして芯から温まり、汗をたくさんかいて体脂肪率を落とすことがとても重要になってきます。汗と共に体の老廃物質が体外に排出され、脂肪燃焼と共に脂に溜まった有害物質も減っていきます。

体から老廃物を出すには、体を動かすのが一番です。定期的に運動することによって、体が芯から温まり血液の循環が良くなります。脂肪から燃焼されたエネルギー成分が血液に乗って全身で使われます。ですから水分をしっかり摂って、体温を冷やさないようにし、血液の循環を良くして汗をかきやすい状態にすることがベストです。

運動と言っても激しい運動をする必要はありません。景色を楽しみながらウォーキング、車で行っていた買い物を自転車に変えてみるなど、小さなことから始めてみましょう。少し歩いてみて脈を計ってみて、すこしドキドキしているくらい鼓動が早くなる程度の運動から始めてみてください。

脂肪は、ドキドキしはじめてから15分ほどすると燃え出してきます。最初の15分は血液中にある十分な栄養素を使うため、それ以上体を動かさなければ体の脂肪が燃えません。最初は30分、慣れてきたら1時間は最低続けられるような運動を日常生活に取り込んでみましょう。

私がデトックスをしてわかったこと

私のデトックスは数ヶ月かけてゆっくり行いました。保存料や添加物の入った食品を摂るのを一切やめ、毎日フルーツとヨーグルトを食べ、食物繊維を多く摂りました。運動は週に2~3回のウォーキング。最低でも1時間は歩くウォーキングです。

体重は徐々に落ちていきました。1ヶ月に1kg程度ですが、10ヶ月経つ頃には10kg痩せていました。一気に5kg痩せるのは実は簡単ですが、1ヶ月に1kgずつ5ヶ月かけて5kg痩せるのは実は難しいです。なぜなら単なる減量ではなく、体の根本的な機能を回復させる結果の減量だからです。しかしこのように徐々に痩せていくとリバウンドは皆無です。

私の場合、食事と運動でデトックスを続けてから約1年後、体脂肪率は5%以上落ち、体重は10kg以上落ちました。その間に体の調子がどんどん良くなっていきました。最初に花粉症の症状が一切なくなりました。悪玉コレステロールが下がり、善玉のコレステロールが増えすぎというほどに増えました。便通は毎日快便となり、体は驚くほど軽くなりました。

1年をかけて、私のウォーキングはジョギングへと変わりました。まずは1時間歩く事から始めたウォーキングです。最初は1時間歩く事でさえ大変で、1時間も歩いたら以後数日は筋肉痛で動けなくなるほど運動不足でした。「ウォーキング→筋肉痛」のサイクルを繰り返しているうちに、やがて歩いても筋肉痛にならなくなってきました。

1時間のウォーキングで筋肉痛にならなくなってきた頃(2ヶ月目くらい)から、その1時間のうち、ほんの少しの時間小走りで走ってみることにしました。5分走り55分歩く、という具合です。それがいつのまにか15分走り45分歩く、40分走り20分歩く、60分走り続ける、という具合に走る割合が増えていきました。

このように食事と有酸素運動で体の調子を整えることによって、血液検査の結果は健康優良児、花粉アレルギーも喘息も出なくなったのです。私の体の脂肪にたまっていた有害物質が体の外に排出された爽快感は、いまでも続いています。デトックスしたことによって免疫力が高まり、いままでの不調が全くと言っていいほど出なくなったのは、なんとも嬉しいことです。